ボラティリティについて
金融マーケットの中でも特に為替相場は、この1、2ヶ月は本当に動かなくなってきました。
ドル円では1日に上下15ポイントほどしか動かないときもありました。為替の王様であるはずのユーロドルでさえも動きません。
ユーロドルも1日で20ポイントしか動かないというのがザラになってきたのです。
相場がよく動くかどうかのインディケーターのひとつにボラティリティがあるのですが、これは統計的な数字なので計算は可能です。
しかし自然対数や比率を使用し、また年換算したりする必要もあるので、やや複雑です。
そこで一般的には平均の値幅を見ることで代替します。
値幅とは1日の中での高値と安値の差額のことであり、それを5日間とか20日間で平均したものが平均値幅です。
動かない原因
ドル円では20日間の平均値幅は通常であれば50ポイント以上もあるところです。
よく動くときにはそれが100ポイントにもなりますが、最近では20ポイントもないのが実情です。それだけ相場が動かないのです。
なぜ動かなくなったかというと、経済イベントが少なくなったというわけではありません。
定期的に同じ経済指標は出ており、世界各国の金利会合なども同じく行われています。ただ置かれた環境がやや変化してきたというべきでしょう。
昨年の後半まではトランプ大統領のせいで、多くの問題が噴出しました。
貿易問題や北朝鮮の核廃棄、メキシコの壁の扱いなどです。またイギリスのBREXITもあげられます。
それらに対して拳を振り上げたのはいいものの、その落としどころをどうするのかです。
それが不透明だったので、市場の不安をあおったという側面が強かったわけです。
過度だと思われるくらいにリスク回避の流れが進んだのは記憶に新しいところです。
しかし今年になって判明してきたことは、やはり予想通りといえばよいのかもしれませんが、実際には物事を前には進められず「合意なし」という方向で結論が出てきそうだということです。
北朝鮮はすでに合意できなかったし、BREXITも延期になったので事実上のEU残留を選んでいることになります。
中国との貿易交渉も進んでいるというだけで、知財権の保護など肝心の問題にまったく答えを出していません。
動き出すためには
今しばらく、動かない状況は続きそうである。米中協議はまだ時間がかかりそうです。
そして日本との貿易協議もお互いに遠慮して為替問題に踏み込まないようにして、頑張ったフリだけをしているだけです。
もしもマーケットを揺さぶるきっかけがあるとしたら、FRBの姿勢の変更ではないでしょうか。
トランプ大統領の圧力に負けて利上げを停止した格好となっているFRBですが、米国株が史上最高値に接近してきています。
これでハト派姿勢を維持できるものかどうかです。関係者の何気ない発言には要注意だと思います。
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