【FXのデイトレード】基礎知識とやり方、おすすめ口座3選を解説!

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FXのデイトレードとはどのような取引?
デイトレードのやり方を教えて!
デイトレードはどのような人に向いているの?

このような疑問にお答えする記事です。

FXのデイトレードとは、その日のうちにポジションを決済する初心者向きのトレードスタイルです!

デイトレードはもっとも一般的なトレードスタイルですが、デイトレードをすれば誰でも稼げるようになるものではありません。

そこでこの記事は、FX初心者が基礎知識を学んでうえで大きなリスクを避けて取引できるよう、デイトレードについて詳しく解説します。

プロも使うデイトレードの鉄板分析手法も、簡単4ステップでお伝えしますね。

さらにデイトレードの特徴他のトレードスタイルとの違いについても徹底的に解説します。

目次

FXのデイトレードとは?

デイトレードとは1日で相場が動く値動きを利用して、その日のうちにポジションを決済するトレードスタイルです。

デイトレードの特徴を、次の項目に分けて詳しく解説します。

デイトレードの解説
  • 取引期間は数時間から1日以内
  • 20〜50pipsの値幅を狙う
  • 稼げる金額のシミュレーション

取引期間は数時間から1日以内

デイトレードの取引時間は、数時間から1日以内になります。

複数の通貨ペアでチャンスがあれば、1日で数回のトレードが可能です。

また数十分で決済する取引も、デイトレードに分けられます。

デイトレードはその日のうちに取引を終了するので、チャートを気にせずに眠れます。

値幅は20〜50pipsを狙う

デイトレードで狙う値幅は20〜50pipsになります。

なぜなら米ドル円の1日の値幅平均が、約50pipsであるためです。

米ドル円なら1pips=0.01円なので、0.2円~0.5円の計算になります。

具体的にどのくらいの金額を稼げるのか、計算してみましょう。

稼げる金額をシミュレーション

デイトレードで得られる利益は、獲得pipsと取引通貨量で決まります。

1ドル=100円の時、取引通貨量と獲得pipsによる損益の一覧表は次の通りです。

スクロールできます
購入レートからの変動幅・損益額
取引通貨量1銭(1pips)5銭(5pips)10銭(10pips)50銭(50pips)1円(100pips)
1000通貨10円50円100円500円1,000円
2000通貨20円100円200円1,000円2,000円
3000通貨30円150円300円1,500円3,000円
5000通貨50円250円500円2,500円5,000円
1万通貨100円500円1000円5,000円10,000円

1万通貨の場合、50pips勝つと5,000円の利益になります!

いきなり1万通貨は負けたリスクが大きいので、初心者は1,000円の少額から始めましょう。

損益額の計算式

獲得損益の金額は、次の式で計算可能です。

利益(損失)額=取引量×利確幅(損切り幅)÷100

デイトレードと他トレードスタイルとの違い

FXには、大きく4つのトレードスタイルがあります。

トレードスタイル取引期間利益幅ポジションの大きさ
スキャルピング数秒~数十秒10pips未満大きめ
デイトレード数時間、1日以内10~50pips大きめ
スイングトレード数日~数週間デイトレより大きめデイトレより小さめ
長期トレード数か月~数年スイングより大きめスイングよりも小さめ

それぞれの違いは、取引する時間や値幅ポジションサイズが異なる点です。

取引時間が短いほどポジションが大きくなり、長いほど小さくなります。

スキャルピングとの違い

スキャルピングとデイトレードの違いは何?

スキャルピングとデイトレードには、明確な定義はありません。

一般的にスキャルピングは数分以内取引を終えるトレードスタイルを指します。

トレードスタイル概要取引の回数
スキャルピング数分以内に取引終了
小さい利益を積み重ねる
多い
デイトレード1日以内に取引終了少ない

スキャルピングは数分以内に売買の判断を行うため、難易度が高い特徴があります。

初心者は、ある程度考える時間があるデイトレードの方がおすすめです。

スイングトレードや長期トレードとの違い

デイトレードは1日以内に完結するのに対して、スイングトレードや長期トレードは数日以上にわたってポジションを保有します。

取引時間に余裕があるのは魅力的ですが、トレードの際はファンダメンタルズ分析も必須になります。

またスワップ損益の計算も必要になるため、スイングトレードや長期トレードは戦略が複雑化しやすいです。

ファンダメンタルズ分析とは?

まず「ファンダメンタルズ」とは、世界の国や企業の経済状態を示す指標です。

ファンダメンタルズ分析は、国の経済や金融動向をもとに相場を予測する分析手法になります。

こんな人におすすめ!デイトレード向きの人3選

デイトレードがどのような人に向いているか知りたい!

FXのデイトレードが向いている人は、次の3つになります。

デイトレードに向いている人の特徴
  • FXを始めたばかりの人
  • トレード結果が気になる人
  • 平日にトレード可能な人

FXを始めたばかりの人

デイトレードは、FX初心者に最適なトレードスタイルです。

理由はトレード中にある程度考える時間があるので、焦りによるプレッシャーがないためです。

また1日で取引が完結するため、初心者には判断が難しいファンダメンタルズの影響もほぼ無視できます。

デイトレードはテクニカル分析だけに集中できるため、FXを始めたばかりの人におすすめです。

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、過去の値動きパターンから将来の値動きを予想する分析方法です。

過去のパターンが繰り返される可能性が高い値動きの特性を利用し、似たパターンを探して相場を予想します。

トレード結果が気になる人

ポジションの保有が気になる人は、デイトレードがおすすめです。

なぜなら1日でトレードが完結するためポジションを考えずに眠れるからです。

スイングトレード以上になると、寝ている間に指標発表で価格が急変する場合があります。

特に心配性な人は、その日に完結するデイトレードだと精神的にも安心でおすすめです。

平日の16時~深夜2時にトレード可能な人

デイトレードは、平日の16時〜深夜2時にトレードできる人に向いています

上の時間帯は、相場が活発に動く「FXのゴールデンタイム」と言えるからです。

値動きが大きいとその分利益も大きくなります。

FXのゴールデンタイムは日本人の仕事終わりの時間と合うので、サラリーマンも相性がよいです。

デイトレードと相性が良いFX会社

「デイトレードと相性が良い」と思った人におすすめしたいFX会社を紹介しよう!

デイトレード初心者が選ぶべきFX会社のポイントは次の3つです。

デイトレード向けFX会社を選ぶ時のポイント
  • スプレッドが狭く(安く)取引コストが抑えらえる
  • 取引ツールが高性能で使いやすい
  • 1,000通貨以下の少額取引で低リスクで始められる

特に取引回数が多くなりがちなデイトレードでは、取引コストに影響するスプレッドの狭さは重要です。

今回紹介する3社は、上記全ての条件を満たしているのでぜひ参考にしてくださいね!

低コスト・使いやすさ抜群!デイトレに最適「GMOクリック証券

スプレッド
米ドル/円(原則固定)
ユーロ/円(原則固定)
豪ドル/円(原則固定)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • 米ドル円(原則固定)全通貨ペア業界最小水準のスプレッド
  • スマホ・PCのどちらも使いやすさ抜群の高性能な取引ツール
  • 1クリックで即時注文できるスピード注文があるからチャンスを逃さない!

業界最小水準のスプレッドに各種手数料無料。低コストで取引できるため、取引回数が多くても安心。

取引ツールはスマホ・PCのどちらも使いやすく操作に迷いにくいため、スムーズに取引ができます。

スピード注文機能は迅速な売買ができるのでデイトレードには持ってこいのツールです!

システムとパフォーマンスの安定性を追求するなら松井証券

スプレッド
米ドル/円(原則固定)

(※1,000通貨までの注文の場合)
ユーロ/円(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
豪ドル(原則固定)

(※1万通貨までの注文の場合)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • スマホアプリでもスグに売買できるスピード注文機能を実装
  • 安定したシステムと利便性の高い取引環境を提供
  • もちろんスプレッドは業界最挟水準で提供中!

創業100年の総合ネット証券会社「松井証券」がついにFXを始めました!

なんと、日本で初めて本格的なインターネット取引を始めたのは松井証券なんです。

実績からも裏付けされるパフォーマンスの安定性や、長い年月のノウハウを生かした高機能ツールはプロアマ問わず使いやすい!

低コストと安定性が両立できる、デイトレードやスキャルピングに適したFX口座です。

低コスト!GMOインターネットグループのFX会社「GMO外貨

GMO外貨
スプレッド
米ドル/円(原則固定)
ユーロ/円(原則固定)
豪ドル/円(原則固定)
スワップ最小取引単位キャッシュバック
米ドル/円
通貨
Good point
  • 取引通貨単位は「1000通貨」ドル円なら約5000円から取引OK
  • 業界最狭水準のスプレッドを提供中!
  • スマホアプリが使いやすい!

GMOインターネットグループのFX会社なので安心・安全!

また、チャート描画も使いやすく、オシレーター系指標にも描画ができる優れものです!

私も使っています。まじでアプリは一番使いやすい!

平日・祝日 午前8:00~午後5:00(土日休み)受付の電話サポートもつながりやすくて助かっています。

プロも使う!絶対に覚えてほしいデイトレードの鉄板分析法

ここからはデイトレードの実践的な内容を解説します。

まずはデイトレードの基本的なトレード手順を見ていきましょう。

デイトレードの手順
  • 日足で売買方向を判断
  • 1時間足でトレード可否を確認する
  • 5分足でエントリーと決済をする
  • インジケーターの有効活用

日足、1時間足、5分足と順番に見ていく鉄板手法です。

日足で売買方向を判断

デイトレードではまず日足で、売買方向を判断します。

なぜなら1時間足や15分足よりも、より上位足の方が強いためです。

上位足でトレンド方向を見極めて、同じ方向にエントリーするトレンドフォローを身につけましょう。

FXのトレンドフォローをする前に基本を理解しよう

上の図のように高値と安値が両方とも切り上げていれば上昇トレンドで、切り下げていれば下降トレンドと判断します。

1時間足でトレード可否を確認する

続いて1時間足を見て、実際に取引できるか判断しましょう。

直近2~3日の動きは日足では大きすぎて分からないため、1時間足チャートで詳しく確認します。

例えば1時間足チャートで分かりやすい水平線や斜めのラインを探します。

FXのトレンドラインでトレンドの強さがわかる

トレンドラインであれば、上の図のように狙いやすい45度を基準にチャートを見てみましょう。

5分足でエントリーと決済をする

最後は5分足を見ながら、トレンドフォローの方向にエントリータイミングを計ります

トレンドフォローとは上位足と同じ方向に売買する手法です。

日足1時間足5分足
上昇上昇下降

仮に上の表のような状況なら、エントリーする5分足が下降から上昇に変わる転換点でエントリーします。

FXの下降から上昇へのトレンド転換

日足、1時間足、5分足が上昇すると3つの根拠が揃うので、勝てる可能性が高くなります。

インジケーターの有効活用

水平線やトレンドラインを使うのが難しい場合は、インジケーターも有効です。

なぜならインジケーターとは、売買の目安をチャート上に表示させるツールだからです。

インジケーターを使う場合はトレンド系とオシレーター系を、次のように1つずつ表示すると良いでしょう。

FXのテクニカル分析の種類

トレンド系指標で相場全体の流れを確認しつつ、オシレーター系指標で相場の過熱感を把握しながらエントリータイミングを把握できます。

デイトレードにおすすめのインジケーター

インジケーターってたくさんあって選ぶのが難しいな。。。

ここではデイトレードにおすすめのテクニカル指標(インジケーター)を紹介します。

トレンド系3つ、オシレーター系2つを紹介するので、各種試したり組み合わせを検証して、自分にとって使いやすいものを見つけてくださいね。

トレンド系

トレンド系とは、相場の方向感を見るのに適しているインジケータです。

移動平均線

移動平均線は、当日を含めた過去の一定期間の終値の平均値をグラフ化したものです。

相場のトレンドをつかむことができ、今後のチャートのトレンド方向も予測できます。

ゴールデンクロスデッドクロスといったわかりやすい売買サインが出るのが特徴です。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心として上下に3本ずつ引かれた線です。

移動平均線からの乖離(かいり)幅を示し、売られすぎ・買われすぎを判断できます。

順張り・逆張りのどちらでも効果を発揮する指標です。

一目均衡表

一目均衡表は、ローソク足を使って次の5つの線で構成されたインジケーターです。

ローソク足と組み合わせて相場を分析することで、相場が「いつ」変動するのかという時間軸にウェイトを置きます。

「雲」といわれる抵抗帯が一目均衡表の特徴で、雲とローソク足との位置関係や動きから今後の値動きを予測できます。

オシレーター系

オシレーター系は、売買の過熱度を見るのに適したインジケーターです。

MACD

MACDは、「シグナル」と呼ばれる線と一緒に構成されたインジケーターです。

オシレーター系でありながらトレンド系の要素も含んでいるため信頼性が高いです。

MACDにもゴールデンクロスやデッドクロスが現れますが、移動平均線よりも早く売買サインが出ます。

RSI

RSIは、直近レートの変動幅に対する上昇幅の割合にもとづいて相場の過熱感を見るインジケーターです。

買われすぎ売られすぎの判断に役立つので、逆張りトレードに多く用いられます。

レンジ相場・トレンド相場のどちらでも活用することができます。

デイトレードで勝つための秘訣

デイトレードでの勝率をあげるために必要な3つの秘訣を紹介します。

勝つための秘訣
  • 成行注文以外を活用する
  • 前回の負けを忘れて冷静になる
  • 指標発表の影響を考慮する

成行注文以外を活用する

1つ目の秘訣は成行注文しか使っていない場合は、指値や逆指値注文などの注文方法を試すことです。

指値・逆指値注文とは、事前に設定した利益確定か損切りラインに到達したら自動的に決済される仕組みです。

成行注文には、次のようなリスクや負担があります。

成行注文のリスク
  • チャートを見続ける必要がある
  • 感情が入ったトレードになりやすい

指値・逆指値注文を応用したIFO注文なら、エントリー・決済・損切り注文の3つを同時に出せるので、計画通りのトレードがしやすくなります

前回の負けを忘れて冷静になる

2つ目の秘訣は、前回トレードの負けを忘れることです。

なぜなら負けを取り戻そうとして、リベンジトレードになる可能性があるためです。

自分のトレードルールを無視するのは、ギャンブルトレードと同じです。

トレードの勝敗を忘れて、次のトレードに集中しましょう。

指標発表の影響を考慮する

デイトレードのエントリー前に、指標発表の確認を忘れてはいけません。

重大な指標発表時は、テクニカル分析が機能しにくく不利です。

トレード前に経済指標の予定を必ず確認し、不用意な取引は回避しましょう。

【要確認】デイトレードの注意点

デイトレードには注意点もあるので、必ず確認しておくように。

デイトレードの注意点
  • 相場が動かない時間帯を避ける
  • チャンスを辛抱強く待つ
  • 通貨ペアの特性を把握する

相場が動かない時間帯を避ける

デイトレードは、相場が動かない時間帯を避けましょう

なぜなら値幅が取れず利益が出にくいからです。

特に日本時間の午前中は、オセアニアと東京市場しか開いていないため、欧米が開く夕方以降に比べて値動きが小さい時間帯です。

トレードをするなら値動きが大きい夕方以降を狙いましょう。

チャンスを辛抱強く待つ

取引チャンスがない日は焦らずに取引を控えましょう

相場の状況によっては、エントリーポイントがない場合もあるからです。

時間をかけて分析して取引チャンスがないと、時間を無駄にしたように感じるかもしれません。

しかし、FXを高勝率を目指すなら勝ち目のある時だけトレードするのが重要です。

通貨ペアの特性を把握する

デイトレードする際は、通貨ペアの特徴を覚えましょう

なぜなら通貨ペアごとに値動きの癖があるためです。

初心者には、米ドル円やユーロ米ドルなどのメジャー通貨をおすすめします。

メジャー通貨は流通量が安定していて情報収集がしやすく、資金やコストの負担も少ないからです。

まとめ

デイトレードの特徴や他のトレードスタイルとの違いデイトレードに向いている人を詳しく解説しました。

最後に内容をまとめましょう。

ポイント
  • デイトレードとは1日でポジションを決済するスタイル
  • 短期トレードよりも考える時間があるデイトレードは初心者向き
  • デイトレードの基本は上位足から相場の流れを確認する
  • 取引機会がなくても、冷静に相場分析をして待つ
  • GMOクリック証券は取引ツールが使いやすくてデイトレード向きを選ぶ

1日で取引が完結するデイトレードは、トレード時間に余裕があるため初心者向きのトレードスタイルです!

相場が動かない時間帯を避ければ、20〜50pipsの値幅を狙うデイトレードができます。

プロトレーダーの私も使う、日足から順に下位足を分析する鉄板分析法をぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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FX デイトレードのよくある質問

FXのデイトレードのデメリットは?

デイトレードのデメリットは、取引チャンスがない日もあることです。

相場の状況にしたがって、冷静に相場分析をしましょう。

>>【要確認】デイトレードの注意点

デイトレーダーは1日に何回取引するのでしょうか?

デイトレーダーは、1日に1回~数回取引するのが一般的です。

取引回数を変えた場合は、他のトレードスタイルを検討しましょう。

>> デイトレードと他トレードスタイルとの違い

デイトレードでは何時間足を使うべきですか?

デイトレードでエントリーする際は、5分足や15分足を使います。

理由はデイトレードの取引時間は、数十分から1日以内であるためです。

>> デイトレードと他トレードスタイルとの違い

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この記事の監修者

株式会社フォーカスワン 代表取締役


約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

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