
スキャルピングの口座は何を基準に選べばいいの?
スキャルピング口座を使う時の注意点は?
具体的なおすすめFX会社が知りたい
スキャルピングでは、短時間に複数回の取引を行うためFX会社のシステムに通常よりも負荷をかけることになります。
そのため、FX会社によってはスキャルピングを推奨していないところもあります。
また、操作性がスキャルピングに不向きな口座もあります。
このようなスキャルピングに向き不向きがあるなかで口座選びのポイント5つを、具体的なおすすめFX会社とともにお伝えします。
編集部おすすめのスキャルピング口座3つ
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FXのスキャルピングとは
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スキャルピングは、数秒〜数分という短いサイクルで売買を繰り返し、数pipsの小さな利益を積み上げるトレードスタイルを指します。
また、スキャルピングには「ポジションを長期保有しないため為替変動リスクが小さい」「取引回数が多くなるため、取引経験をたくさん積める」というメリットがあります。

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スキャルピングは口座選びが大切!
スキャルピングは、サーバーへの負荷がかかりシステム障害を起こすおそれがあるので、FX会社の取引約款で原則として禁止されています。
取引約款に違反するとFX口座が凍結されて取引ができなくなり、その口座からは証拠金を出金して別のFX口座で取引せざるを得なくなります。
しかし、スキャルピングを公認している口座、または多少のスキャルピングなら問題ない口座もあるのでそうした口座を選ぶことが重要です。
そのほか、スキャルピング向けの口座選びのポイントについてを次の見出しで詳しく解説しています。
スキャルピング口座を選ぶ5つのポイント
どのスキャルピング口座にするか絞るのにお困りの人は、以下5つのポイントに注目してみましょう。
ポイント
- スキャルピングを公認している
- スプレッドが狭い
- 取引ツールが使いやすい
- 複数のチャートが表示できる
- スリッページが小さい
まずは上記5つのポイントを詳しく解説しますね。
具体的なFX会社についてはこの記事の後半で紹介しています!
ポイント①スキャルピングができる口座
大前提として、スキャルピングをしても問題ない口座を選びましょう。
ちなみにスキャルピング禁止のFX会社は、取引約款の禁止行為の条項で「短時間に大量の取引を繰り返す行為」などの規定が設けられています。
ただしFX会社に問い合わせも、「短時間」や「大量」の具体的な基準は教えてもらえません。
その理由もはっきりとは答えてもらえませんが、おそらく基準を公表すると、基準の範囲にぎりぎり収まるようなスキャルピング行為が増えるからだと考えられます。

スキャルピング公認口座

ちなみに私は、GMOクリック証券で5ロット程度のスキャルピング取引をしていますが、問題なく取引を続けられています。
ポイント②スプレッドが狭い
スプレッドが狭いかどうかもポイントです。
なぜならスキャルピングは取引回数が増えやすく、取引の度にかかるスプレッドの負担が大きくなるからです。
例えば
米ドル円のスプレッドが0.2銭と0.3銭の口座を使い、1万米ドル円を1日10回取引した場合のスプレッド差は、
1日の差=1万米ドル円×(0.3銭-0.2銭)×10回=100円
1ヶ月の差=100円×20日=2,000円
1年の差=2,000円×12ヶ月=24,000円
になります。

ポイント③取引ツールが使いやすい
3つ目のポイントは取引ツールの使いやすさです。
取引ツールが使いにくいと誤操作・誤発注が起きて、予想外の損失につながるおそれがあるからです。
特にスキャルピングは素早いツールの操作が求められるので、自分自身もツールの操作に慣れておく必要があります。

操作性はかなり重要です!
スキャルピングするときは発注⇒チャート⇒発注を繰り返すため、この操作がスムーズでないとストレスが溜まりますよ。
実際に私はFXプライムbyGMOとGMOクリック証券を比べた結果、GMOクリック証券の方が断然発注しやすかったのでFXプライムbyGMOから乗り換えました。
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ポイント④複数の時間足チャートが表示できる
2つ以上の時間足チャートが同時に表示できる点も重要です。
スキャルピングはついつい目の前の短期足チャートに集中してしまい、長期足でのトレンドを忘れてしまいがちだからです。
例えば、5分足チャートでスキャルピングする人は、30分足、1時間足、4時間足を同時に表示させましょう。
5分足よりも長い時間足チャートのトレンドと同じ方向にエントリーすれば、取引の優位性が高くなります。
というのも、チャートは長期足のトレンド方向に伸びやすいからです。
ポイント⑤スリッページが小さい(約定力が高い)
5つ目はスリッページが小さいことです。
スリッページ
スリッページとは発注レートと約定レートの差を言います。
例えば1米ドル円=100.500円の買い注文が100.505円で約定したケースでは、0.5pips(0.5銭)のスリッページが発生しています。
スリッページが発生すればするほどトレーダーにとっては約定レートが不利になるので、許容スリッページを設定できるFX口座や約定力の高いFX口座を選びましょう。
スキャルピング口座を使う時の注意点3つ
スキャルピング向けの口座を使っていても、以下3点に注意しないと余計な損失を出す原因になります。
注意
- 海外のFX会社は使わない
- 疲れた時は休憩しよう
- 資金管理を徹底しよう
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
注意点①海外のFX会社は使わない
スキャルピングをする時は海外FX会社を避けましょう。
海外FX会社はレバレッジ倍率が高く、リスクが高いからです。
また、海外FX会社は出金拒否や詐欺のトラブルが多いですが、日本の金融庁の管轄外なので対処ができません。
余計なトラブルを避けるため、安全な国内FX会社を使いましょう。
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注意点②疲れた時は休憩しよう
スキャルピングはチャートを監視し続けながら取引判断を繰り返す集中力を使うので、長く続けていると疲労がたまります。
疲れた状態だと判断力が落ちたりツールの操作ミスが起きる原因になるので、適度に休憩しましょう。
1日の取引時間を決めるのがおすすめです。
注意点③資金管理を徹底しよう
3つ目の注意点は資金管理の徹底です。
手持ちの資金に対して一定期間でいくらまでの損失なら許容できるのかを決めて取引しましょう。
損失を取り戻そうと焦って資金管理ルールを破って取引すると、ますます損失を重ねて資金がすぐに尽きてしまいますよ!
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編集部おすすめのスキャルピング口座まとめ
上記で紹介した「スキャルピング口座を選ぶ5つのポイント」を実践すると、今後はスキャルピング向けの口座選びで悩まずに済み、スキャルピングで稼ぎやすい口座で取引できるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- スキャルピングを公認またはスキャルピングならOKな口座を選ぶ
- スキャルピング口座選びには5つのポイントがある
- 余計なトラブルを避けるために海外FX会社は避けよう
- 編集部おすすめはSBI FXトレード、DMM FX、GMOクリック証券
「いくら口座を選んだからって、稼げるかどうかは結局スキャルピングの腕前次第なんじゃないの?」と最初は思うかもしれません。
たしかに口座選びは確実な利益を保証するものではありませんが、稼ぎやすいスキャルピング環境作りには大切なことです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
参考元書籍
- 岡安盛男のFX攻略バイブル〔第4版〕 岡安盛男 (著)
- 最強のFX1分足スキャルピング ぶせな(著)株式会社日本実業出版社
- FX用語辞典 OANDA Japan株式会社
- 世界一わかりやすい! FXチャート実践帳 スキャルピング編 (著)二階堂 重人
スキャルピングにおすすめFX口座 Q&A
公式サイトなどで公認を明言しているのはFXプライムbyGMO、ヒロセ通商、JFXの3社です。