FX初心者がスプレッドを「原則固定」「最狭幅」の2軸で選ぶべき理由

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FX初心者のスプレッド選び方

FXのスプレッドって?
初心者に最適なスプレッドは?
スプレッドが低いFX会社は?

この記事を読むと、上記の疑問や悩みを解決できます。

この記事で解説する「FXのスプレッドの仕組み」を理解すれば、FX初心者でもスプレッドが計算できるようになります。

なぜなら、私もこの方法で、低スプレッドのFX会社を探して取引を始めたいという悩みを解決できたからです。

それでは、以下で「スプレッドの仕組み」について紹介します。

目次

FXのスプレッドって何?

スプレッドとは、売値と買値の差額をいいます。

具体的にFX会社の取引画面でいうと「ASKとBIDの差額」です。

つまり、売りエントリーと買い決済(または買いエントリーと売り決済)を瞬時に行った場合に差額が発生し、その差額はFX会社に支払う実質的な手数料というわけです。

なお、スプレッドが小さいほど、トレーダーの利益が削られずに済むので、ひとまずスプレッドが低いFX会社を選べばよさそうですね。

FXの初心者が選ぶべきスプレッドとは?

初心者は、以下の2種類のスプレッドを選びましょう。

  • 原則固定のスプレッド
  • 最狭水準のスプレッド

原則固定のスプレッドの仕組みと、最狭水準のスプレッドとは具体的にいくらなのかについて、以下で詳しく見ていきましょう。

⑴原則固定のスプレッド

取引タイミングや、相場観がまだ掴めない初心者には原則固定制がおすすめです。

その理由は、スプレッドが広がって取引コストが膨張するリスクを防げるからです。

それでは、原則固定と変動制はどう違うのか、以下で詳しく見ていきましょう。

原則固定と変動制の違いってなんですか?

原則固定の仕組み

原則固定とは、スプレッドは原則として変動せず、提示された幅で継続的に取引できる制度です。

現在、国内のFX会社ではこの原則固定制が主流です。

注意

次のばあい、例外的にスプレッドが広がるので注意してください。

  • 要人発言や経済指標が発表されて相場の変動が大きいとき
  • 日本時間朝など、取引量が減って流動性が下がったとき

変動制の仕組み

変動制だと、スプレッドが固定されておらず、常に変動します。

原則固定よりもスプレッドが一時的に安くなる時はあるものの、コスト負担が不安定になるので、初心者にはおすすめしません。

現在、国内のFX会社で変動制を採用しているのはGMO外貨の「C-NEX」ですが、2019年11月8(金)をもってサービス終了が予定されているため、ほぼ全ての国内FX業者が原則固定になる見込みです。

⑵最狭水準のスプレッド

スプレッドの差は意外とコストになっているので、ひとまず最狭水準のFX会社を選んでおくのが無難です。

なぜなら、取引回数が増えるほどスプレッドの負担が大きくなるからです。

そこで、スプレッドが変わると、どれくらいトレーダーの負担が変わるのかを試算してみましょう。

スプレッド0.3銭のケース

スプレッド0.3銭は、米ドル円の通貨ペアの業界最安水準です。

1米ドル円=100円、取引数量を1万米ドル、取引回数を1日1回とすると、

1日あたりのスプレッド負担は、1万米ドル×0.3銭=30円です。

1ヶ月を20営業日とすると600円

1年を240営業日とすると7,200円になります。

年間で7,200円なら、あまり気にならないレベルだね

スプレッド1.0銭のケース

スプレッド1.0銭だと、スプレッド負担は0.3銭のケースと比べて以下のように増えます。

1日=1万米ドル×1.0銭=100円

1ヶ月=100円×20日=2,000円

1年=100円×240日=24,000円

毎月2,000円、1年間で24,000円もかかるので、そろそろ気になってくる頃ではないでしょうか。

スプレッド2.0銭のケース

スプレッド2.0銭だと、スプレッド負担は1.0銭のケースの2倍になります。

1日=1万米ドル×2.0銭=200円

1ヶ月=200円×20日=4,000円

1年=200円×240日=48,000円

毎日200円かかる時点で「コーヒー2杯分も取られるんだ!」と感じますよね。

毎月だと4,000円、1年間で48,000円もかかるので、いかにスプレッドの低さが大切かがわかります。

【注意】スプレッドが広がる時間

①日本時間早朝

日本時間早朝(朝5時〜7時頃)は、世界的に取引量が減って流動性が低下するので、スプレッドが広がる傾向にあります。

この時間帯はスワップポイントが付与されるタイミングでもあるので、スワップ狙いでポジションを持ち越す場合は、スプレッドの拡大に注意して決済してください。

②要人発言や経済指標が発表された時

要人発言や重要度の高い経済指標が発表される前後もスプレッドが広がる可能性が高いので、取引は控えたほうが無難です。

FX会社が公表している「経済指標カレンダー」を見れば、イベントが一覧できるので、前もって確認しておき、スプレッドが広がりそうな時間帯は取引を控えましょう。

低スプレッドのおすすめFX会社

FX初心者だからこそ、余計なコストはかけず投資に専念したいですよね。

数銭のスプレッドだと思って、侮るなかれ。最初の口座選びでその後の利益に差が出てしまいます。

初心者は原則固定!最狭スプレッド!の口座を選ぶんだな!

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FX初心者のスプレッド比較方法 まとめ

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

  • FXのスプレッドとは、通貨ペアの売値と買値の差額をいい
  • スプレッドとはトレーダーがFX会社に支払う実質的な手数料
  • スプレッドには原則固定と変動制があり、取引コストを抑えて取引するためには原則固定がおすすめ
  • 日本時間早朝やイベント発表時にはスプレッドが広がる時があるので要注意

「とにかくスプレッドが低いFX会社ならいいの?」と思うかもしれませんが、愛着や取引ツールの使い勝手などを全体評価したうえで、少しでも低スプレッドのFX会社を使うようにするといいですよ。

FX初心者のスプレッド選び方 Q&A

Q&A
FXのスプレッドって何ですか?

FXのスプレッドとは、売値と買値の差額をいいます。

具体的にはFX会社の取引画面における「ASKとBIDの差額」です。

スプレッドはFX会社に支払う実質的な手数料なので、スプレッドが小さいFX会社ほど、トレーダーの利益が削られずに済みますよ!

→詳しくは「1.FXのスプレッドって何?」で解説しています。

初心者に最適なスプレッドを教えてください。

初心者は以下の2種類のスプレッドを選びましょう。

①原則固定のスプレッド

②最狭水準のスプレッド

①はスプレッド拡大による取引コストの増加を防ぐためです。

②はスプレッド0.3銭を米ドル円の通貨ペアの業界最狭水準の目安としてください。

→詳しくは「2.FXの初心者が選ぶべきスプレッドとは?」で解説しています。

スプレッドが低いFX会社はどこですか?

スプレッドが低く、コストを抑えて取引したい方におすすめのFX会社は次の2社です。

①GMOクリック証券

②DMM FX

⇒詳しくは「4.低スプレッドのおすすめFX会社」で解説しています。

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この記事の監修者

株式会社フォーカスワン 代表取締役

約13年前に外為オンラインで取引を始めたが、初心者にありがちな小さく稼いで、大きく負けるで一発退場。

その後、復活して取引を再開。2018年のトルコリラ暴落を経験しながら、早目の損切りで逃れ現在に至る。

FXのリスクと楽しさを感じながらも日々格闘中。

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