
スキャルピングでインジケーターって大事なの?
スキャルピングで使えるインジケーターを教えて!
実践的な使い方が知りたい
といった悩みは多く聞きます。
結論から言うと、スキャルピングほどインジケーターが重要なトレードスタイルはないと言っても過言ではありません!
そこでこの記事では、スキャルピングにおいてインジケーターが重要な理由を、実践的な手法とともに解説します。

それではまずスキャルピングの概要から解説しますね。
スキャルピングとは?
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スキャルピングとは数秒〜数分単位で売買を繰り返し、数pipsほどの小さな利益を積み重ねるトレードスタイルです。
そのような短期売買ゆえ、インジケーターを使わずに感覚で取引してしまうトレーダーが多いのも事実です。
そこでまずは、スキャルピングにおけるインジケーターの重要性を解説しますね。
スキャルピングにおけるインジケーターの重要性
スキャルピングにおいてインジケーターは重要です。
その理由は取引判断に根拠を持たせてくれるからです。
つまり、インジケーターはエントリーと決済の基準を示してくれるので、勘で取引して余計な損失を出すリスクを減らしてくれるんですよ。
スキャルピング向きのインジケーターの選び方2つ
「スキャルピングで使えるインジケーターはどうやって選べばいいの?」という方に、選び方のポイントを2つ紹介しますね。
ポイント
- 分析手法がシンプルである
- トレンド系とオシレータ系を組み合わせる
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
選び方①分析手法がシンプルである
スキャルピングでは短時間の取引判断が求められるので、シンプルなインジケーターを選びましょう。
たしかに本やネットで紹介されているインジケーターには、複雑なものもありますよね。
しかし初心者が無理に難しい手法を使っても、思うように利益は出せないでしょう。
スキャルピングという短期売買でも落ち着いて相場分析ができるような、シンプルなインジケーターがおすすめです!
具体的なおすすめインジケーターは後ほど紹介しますね。
選び方②トレンド系とオシレータ系を組み合わせる
インジケーターには「トレンド系」と「オシレータ系」の2種類があります。
トレンド系とは、トレンドの方向性を見るのに適したインジケーターです。
オシレータ系とは、実勢レートが買われすぎか売られすぎかを判断するインジケーターです。
どちらか片方だけでもスキャルピングはできますが、2種類を組み合わせることで相場分析の精度が上がりますよ。
具体的な組み合わせ方については後ほど紹介しますね。
スキャルピング向きのインジケーター5つ
「選ぶ時のポイントは判ったけど、具体的にはどんなインジケーターを使うべき?」とお悩みの方も多いはず。
そこで、スキャルピング向きのインジケーター5つとその使い方を簡単に紹介しますね。
- トレンドライン
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- MACD
- RSI
①トレンドライン(トレンド系)
トレンドラインはチャートの山同士・谷同士を直線で結んだインジケーターです。
トレンドラインが右肩上がりなら「上昇トレンド」、右肩下がりなら「下降トレンド」、横ばいなら「レンジ」と判断します。
そして上昇トレンドでは買いエントリー、下降トレンドでは売りエントリー、レンジでは高値売り・底値買いをして利益を狙います。
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②移動平均線(トレンド系)
移動平均線は過去の一定期間の為替レートの平均値を線で結んだインジケーターです。
移動平均線には短期・中期・長期の3本があり、それらの傾きや位置関係によって売買のサインを読み取ります。

ゴールデンクロスでは買い目線、デッドクロスでは売り目線で取引すると利益が出しやすいですよ。
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③ボリンジャーバンド(トレンド系)
ボリンジャーバンドは相場の過熱感を測るインジケーターで、移動平均線をはさんで上下に3本ずつバンドラインを引いたものです。
そしてバンドラインは移動平均線から近い順に、上下それぞれ±1σ、±2σ、±3σと呼ばれます。
使い方はチャートが±3σに近づくほど相場の過熱感が増して、反発する可能性が高いと判断します。
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④MACD(オシレータ系)
MACDは移動平均線とシグナルラインの2本の線の傾きや位置関係を見て、相場のトレンドや売買のタイミングを判断するインジケーターです。
移動平均線よりも相場のノイズを緩和できるのが特徴です。

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⓹RSI(オシレータ系)
RSIは「相対力指数」とも呼ばれ、0〜100%の範囲で相場の過熱感を表すインジケーターです。
0に近いほど売られすぎ、100に近いほど買われすぎという見方をします。
一般的には20〜30あたりで売られすぎ、70〜80あたりで買われすぎと判断するケースが多いですね。
スキャルピングでは、売られすぎの時は相場の反発を狙って買いエントリー、買われすぎの時は相場の反落を狙って売りエントリーする逆張り手法によく使いますよ!
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スキャルピングにおけるインジケーターの組み合わせ方2つ
インジケーターは複数組み合わせると売買サインの精度が上がるのでおすすめです!
そこでインジケーターの組み合わせ例を2つ紹介しますね。
- 移動平均線とMACD
- ボリンジャーバンドとRSI
それぞれの使い方を詳しく見ていきましょう。
①移動平均線とMACD

ははは!スキャルピングは短期戦だからなぁ!
そんな時は移動平均線とMACDを組み合わせるのがオススメだ。

MACDは移動平均線よりも売買サインを早く表してくれます。
ただし、MACDのサインだけを見てエントリーすると、タイミングが早すぎてだましに遭う可能性もあります。
つまり、MACDと移動平均線のサインを併用して、両方のサインが一致した時にエントリーすれば、利益を出しやすくなりますよ。
②ボリンジャーバンドとRSI
ボリンジャーバンドとRSIはどちらも相場の過熱感を測るインジケーターですね。
この2つを組み合わせることで、逆張りの成功率を高めることができますよ。
具体的には、チャートが+2σのバンドにタッチしていて、かつRSIが70前後の高い水準にある時は、買われすぎによる反落を予測して売りエントリーしましょう。
逆に、チャートが-2σのバンドにタッチしていて、かつRSIが30前後の低い水準にある時は、売られすぎによる反発を予測して買いエントリーしましょう。
スキャルピングでインジケーターを使う時のコツ3つ
「スキャルピングでインジケーターを上手く使いたい!」という方は、次のコツ3つを実践してみましょう。
コツ
- だましに備える
- 長期足チャートでも分析する
- 自分に合ったインジケーターを使う
実践できていなかったものがあれば、ぜひ参考にしてくださいね!
コツ①だましに備える
ひとつ目のコツは、だましに備えて必ず損切り注文を出すことです。
自分の相場分析に固執して損切りをしなければ、コツコツ積み上げた利益が吹き飛ぶくらいの損失につながるおそれがありますよ。
どんなインジケーターを使っても、100%相場を予測するのは不可能なので、予測が外れた時は潔く損切りしましょう。
早めに損切りすれば傷が浅く済み、次のトレードに資金を残せますからね。
コツ②長期足チャートでも分析する

しかし、長期足チャートも合わせて分析すれば、短期の値動きも予測しやすくなるんですよ。
というのも短期の値動きは長期のトレンドの影響を受けやすいからです。
長期足が上昇トレンドならスキャルピングでも買い目線、長期足が下降トレンドならスキャルピングでも売り目線で取引するのがおすすめです!
コツ③自分に合ったインジケーターを使う
3つ目のコツは、自分に合ったインジケーターを使うことです。
その理由は、どんなに本やネットで評判が良いインジケーターでも、自分に合わなければ上手く使いこなせないからです。
またネットやSNSでは有料のインジケーターも販売されていますが、詐欺のおそれがあるので購入には注意を払いましょう!
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スキャルピングで稼げるインジケーターとコツ まとめ
上記で紹介した「インジケーターを組み合わせてスキャルピングで稼ぐコツ」を実践してみましょう。
今後はスキャルピングでインジケーターを使うべきかで悩まずに済み、相場予測の精度を高めてスキャルピングができるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- スキャルピングをギャンブル化させないためにインジケーターを使おう
- 2つ以上のインジケーターを組み合わせて売買サインの精度を上げるのがコツ
- 予測が外れた時は潔く損切りして次のトレードに資金を残そう
「インジケーターを使わなくても、スキャルピングは感覚で稼げそう」と最初は思うかもしれません。
それでは一時的に利益が出せても長続きしないので、インジケーターを使って安定した利益を出すことを目標にしましょう!
参考元書籍
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- FX用語辞典 OANDA Japan株式会社
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スキャルピングにおすすめのインジケーター Q&A
必要です!
インジケーターは取引の根拠づけに役立ち、ギャンブル取引を抑止しします。
・トレンドライン
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・MACD
・RSI
などがあります。
いずれも使い方はシンプルで勉強すれば初心者でも使うことができます。