
スキャルピングする通貨ペアって何でもいいの?
スキャルピングにおすすめの通貨ペアが知りたい
どのFX会社がスキャルピング向きの通貨ペアを扱っているの?
短期のスタイルで取引する人は、一度はそう思ったことがあるでしょう。
実は、スキャルピングは通貨ペアによって稼ぎやすさに差があるのです。
そこでこの記事では、スキャルピングで稼ぎやすい通貨ペアの選び方を、具体的な通貨ペアと合わせて紹介していきます。
FXのスキャルピングとは?
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FXのスキャルピングとは、数秒〜数分という短時間で売買を繰り返して少額の利益を積み重ねて稼ぐトレードスタイルです。
なおスキャルピングで稼ぐには、瞬時の判断力や取引ツールの操作力が求められますが、通貨ペアの選択も重要です。
スキャルピングで稼ぎやすい通貨ペアなどを、次の見出しから詳しく解説しますね。
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スキャルピングの通貨ペアの選び方5つ


ポイント
- メジャー通貨を選ぶ
- ボラティリティがある
- スプレッドが狭い
- 今注目されている
- 経済指標の発表が多い

選び方①メジャー通貨を選ぶ
まずはメジャーな通貨ペアの中から選びましょう。
その理由は、世界的に取引量が多いため通貨の流動性が高く、相場のトレンドが読みやすいからです。

選び方②ボラティリティがある
2つ目のポイントは、ボラティリティがある通貨ペアを選ぶことです。
ボラティリティとは
ボラティリティとは、相場の変動率のことです。
ボラティリティが高いとスキャルピングで短時間に稼ぎにやすくなります。
通貨には時間帯によってボラティリティが高くなったり低くなったりします。
選び方③スプレッドが狭い
スキャルピングで稼ぐためには、スプレッドが狭い通貨ペアを選びましょう。
なぜなら、スキャルピングは取引の回数が多いので、スプレッドが広いと利益が少なくなるからです。
スプレッド差
例えば、スプレッドが0.2銭の米ドル円と1.0銭のポンド円を、毎日1回1万通貨取引するケースで考えてみましょう。
1年間の稼働日を240日とすると、米ドル円とポンド円のスプレッドの差は、
(1万ポンド×1.0銭-1万米ドル×0.2銭)×240日=19,200円
にもなるんです。
1年にこれほどの差があると、日帰り旅行くらいなら行けそうな金額ですよね。
選び方④今注目されている
注目度が高いことも選ぶ際のポイントです。
その理由は、注目度が高いと取引量が増えて相場の動きが活発になるからです。
ネットニュースやFX会社から配信される情報、SNSなどをチェックして、話題になっている通貨ペアを探しましょう。
選び方⑤経済指標の発表が多い
経済指標が頻繁に発表される通貨ペアもおすすめです。
なぜなら、経済指標が発表される時間帯の前後は取引が活発になって相場のボラティリティが大きくなるからです。
FX会社が公表している経済指標カレンダーやネットの情報をチェックして、重要度の高い経済指標が発表されるタイミングを把握しておきましょう。
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スキャルピングにおすすめ!3つの通貨ペア

5つのポイントを満たすおすすめの通貨ペアは次の3つです。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
それぞれの通貨ペアについて詳しく見ていきましょう。
通貨ペア①米ドル/円
FXの代表的な通貨ペアであり、米ドル円から取引を始めるFX初心者も多いです。
米ドル/円はほとんどのFX会社で取り扱われているため、口座選びにも困りません。
また、スプレッドも全ての通貨ペアの中で最安水準にあり、低コストで取引ができますよ。
さらに米ドルは、世界の基軸通貨と言われるほど通貨の流動性が高く、値動きが安定しているのでおすすめです!
通貨ペア②ユーロ/円
スキャルピングにはユーロ円もおすすめです。
なぜなら、ユーロはEU(ヨーロッパ連合)で使われているメジャーな通貨で、スプレッドが狭く流動性も高いからです。
ユーロは米ドルと並んで経済指標の発表が多いので、値動きが活発でスキャルピングのチャンスも多いですよ!
通貨ペア③ユーロ/米ドル
海外のスキャルピング勢はユーロと米ドルをメインに取引する傾向があります。
なぜなら日本円よりも、米ドルとユーロが世界の2大通貨だからです。
ユーロ/米ドルはユーロ/円と同じくらいスプレッドが狭く取引量が多いので、スキャルピングにおすすめですよ。
スキャルピングの通貨ペアに関する注意点2つ
いくらスキャルピングにおすすめの通貨ペアで取引しても、次の2つの注意点を守らなければ、安定して利益を出し続けるのは難しくなります。
注意
- 24時間チャンスがあるわけではない
- 必ず損切りをする
それぞれの注意点を詳しく解説しますね!
注意点①24時間チャンスがあるわけではない
ひとつ目の注意点はFXの相場は24時間動いていますが、取引のチャンスが常にあるとは限らないことです。
先ほどおすすめした3つの通貨ペアは、それぞれ相場の動きが活発になりやすい時間帯があります。
以下を参考にして、自分の生活スタイルに合う時間帯に取引できる通貨ペアを選んでくださいね!
- 米ドル/円⇒日本時間:午後9時〜午前0時
- ユーロ/円⇒日本時間:午後16時〜午後18時
- ユーロ/米ドル⇒日本時間:午後9時〜午前0時と午後16時〜午後18時
注意点②必ず損切りをする
必ず損切りをするのも大切です。
なぜなら、どんな通貨ペアで取引しても、損切りをしなければ大損する可能性があるからです。
自分の予測と逆の方法にトレンドが発生した場合、損切りしないと含み損が膨らみ続けて、最終的にロスカットされますよ!
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スキャルピング向きの通貨ペアを扱うFX会社3選
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スキャルピングの通貨ペア選び! まとめ
上記で紹介した「スキャルピングで稼げる通貨ペアの選び方3つ」を実践すると、今後はスキャルピング向けの通貨ペア選びで悩まずに済み、低コストで安全な通貨ペアが使えるようになりますよ。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
見出し
- スキャルピング向きの通貨ペア選びには5つのポイントがある
- スキャルピングには米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルがおすすめ
- 通貨ペアによってスキャルピングに向いた時間帯が異なる
「どの通貨ペアを使ったって、儲かる時は儲かるんじゃないの?」と最初は思うかもしれません。その「儲かる時」が少しでも多い通貨ペアで取引すれば、より稼ぎやすくなりますよ!
参考元書籍
- 岡安盛男のFX攻略バイブル〔第4版〕 岡安盛男 (著)
- 最強のFX1分足スキャルピング ぶせな(著)株式会社日本実業出版社
- FX用語辞典 OANDA Japan株式会社
- 世界一わかりやすい! FXチャート実践帳 スキャルピング編 (著)二階堂 重人