トルコリラ スプレッド一覧

トルコリラ/円のスプレッドって高いの?
スプレッドが低いFX会社で取引したい
コストを抑えるコツを教えて!
こんな疑問や悩みはありませんか?
2021年1月1日現在、トルコリラ/円のスプレッドは業界最狭水準で1.6銭となっています。
上記水準で提供しているのが「みんなのFX」と「LIGHT FX」であり、こちらのFX会社はすべての通貨ペアのスワップポイントも高水準です。
またコストを抑えるためには、取引回数の少ない長期トレードスタイルをとったり、スプレッドが広がりやすい早朝時間の取引を控えるのがポイントです。

この記事ではトルコリラ/円のスプレッドやトルコリラ投資向けのFX会社、コストを抑えて取引するコツを紹介します。
【基礎知識】トルコリラの概要
トルコリラは為替変動リスクが大きいものの、政策金利が17%と高くスワップ投資に人気の通貨です。
政策金利の推移
(%) | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | 11.25 | 10.75 | 9.75 | 8.75 | 8.25 | 8.25 | 8.25 | 8.25 | 10.25 | 10.25 | 15.00 | 17.00 |
2019年 | 24.00 | 24.00 | 24.00 | 24.00 | 24.00 | 24.00 | 19.75 | 19.75 | 16.50 | 14.00 | 14.00 | 12.00 |
トルコリラは南アフリカランドやメキシコペソと並ぶ「マイナー通貨」であり、一部のFX会社では取り扱いがなく、通貨ペアの中ではスプレッドが高い傾向にあります。
トルコリラは基本的に下落し続ける通貨であり、相場の見通しをしっかり持って、売買する時期を分散してのトレードがオススメです。
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【トルコリラ見通し】金利17%に据え置き。高まる下落の可能性
【前提】スプレッドとは
スプレッドとは通貨ペアの売値と買値の差額を指します。
(画像:GMOクリック証券)
例えばFX会社の米ドル/円の取引画面を見たときに、「BID(売)109.214」と「ASK(買)109.216」が表示されていますが、その差額0.002円(0.2銭)がスプレッドです。
この場合1万米ドル/円を購入すると、【1万米ドル×0.2銭=20円】のスプレッドがかかります。
取引手数料が無料のFX会社がほとんどですが、スプレッドは全てのFX会社に存在しているので、トレーダーにとっては実質的な手数料となっています。
おすすめのトルコリラ/円のスプレッド一覧
たとえばみんなのFXのスプレッドは1.6銭なので、1,000トルコリラ買うと16円、1万トルコリラ買うと160円のスプレッドがかかるのです。
米ドル/円のスプレッドの業界最安水準が0.2銭であることを踏まえると、コストは8倍ですね。

一番スプレッドが広いFXTFだとトルコリラのスプレッドは15銭なので、一番安いみんなのFXの1.6銭と比べると9.3倍もスプレッドが広いぞ!
スプレッドが狭く(低コスト)でスワップが高い(もらえる金利収入が多い)FX会社を選ぶのことが重要だ!
スプレッドを基準にFX会社を選ぶ時の3つのポイント
トルコリラを取り扱うFX会社が限られているとはいえ、選ぶ時のポイントは存在します。
そこでスプレッドを基準にトルコリラ円を選ぶ時のポイントを3つ紹介します。
ポイント
- スプレッドが低い
- 約定力が高い
- スプレッドが原則固定
それぞれのについて、以下で詳しく見ていきましょう。
ポイント①スプレッドが低いFX会社を使う
ひとつ目のポイントはスプレッドが低いFX会社を使うことです。
なぜならスプレッドが少しでも低いFX会社で取引すれば、コストを抑えられるからです。
例えばFXTFの15銭とみんなのFXの1.6銭とでは、9.3倍近いスプレッドの差があります。

1万トルコリラの取引を月に2回行った場合、年間のスプレッドはFXTFが36,000円、みんなのFXが3,840円。
毎年3万円以上の差がでるので、数年経てば旅行に行けそうな差が出ますね。
ポイント②約定力が高いFX会社を使う
2つ目のポイントは約定力が高いFX会社を使うことです。
その理由は、約定力 が高ければ注文レートと約定レートがかい離しにくくなるからです。

約定力はFX会社の公式サイトで公表されているところもあるから、参考にしよう!
たとえば1万通貨で取引する場合、発注レートが1トルコリラ/円=18円でも、約定力が低く注文がずれて18.005円で約定すると500円も余計なコスト増になります。
※10.000トルコリラ×注文がずれたレート0.05円=500円(損失)
これが月に2回発生したとすると毎年12,000円も利益が減るので、約定力は大切ですよ。
注意ポイント
GMOクリック証券やSBI FXトレード、みんなのFXなどの大手のFX会社は約定力が高いが、取引量が少ない中小のFX会社は約定力が低くなる傾向がある。
取引量が少ないとカバー先の金融機関が少なくなり、どうしてもスプレッドが広がりやすくなるのが原因。
ポイント③スプレッドが原則固定かどうか
3つ目のポイントはスプレッドが原則固定かどうかです。
なぜならスプレッドが変動制だと相場の状況によってスプレッドが不安定になり、コスト管理がしにくくなるからです。
一般的に変動制スプレッドは広い(高い)ため、オススメできません。
後ほど紹介するFX会社は、どちらもスプレッドが原則固定なのでトルコリラ投資におすすめですよ。
トルコリラ/円のスプレッドを抑える2つのコツ

実際の取引でスプレッドを抑える方法はあるの?
という疑問にお答えして、トルコリラ/円のスプレッドを抑えるコツを2つ紹介します。
スプレッドを抑えるコツ
- 長期トレードスタイルをとる
- 日本時間早朝の取引は控える
それぞれのコツについて、以下で詳しく見ていきましょう。
コツ①長期トレードスタイルをとる
ひとつ目のコツは長期トレードスタイルをとることです。
なぜなら取引の回数が少なくなり、その分スプレッドも抑えられるからです。
例えばスプレッド1.6銭のFX会社を使い、1万トルコリラ/円を月に1回しかトレードしない場合のスプレッドは160円で済みます。
一方、月に4回取引する場合のスプレッドは640円なので、毎年5,760円のスプレッドの差が出ます。
コツ②日本時間早朝の取引は控える
2つ目のコツは日本時間早朝の取引は控えることです。
その理由は、早朝時間は市場参加者が減ってトルコリラの取引量が少なくなり、流動性が下がってスプレッドが拡大しやすいからです。
特に週明けの月曜日やクリスマス・年末年始などは、10銭~20銭程度までスプレッドが拡大する場合もあります。
短期売買ではスプレッド負けして利益が出せないので、スプレッドが落ち着くまで取引は見送りましょう。
トルコリラ/円のスプレッドが小さいおすすめのFX会社3選

最後に編集部おすすめのトルコリラ/円のスプレッドが小さいFX会社を3社紹介するわ。
高スワップ・低スプレッド!「みんなのFX」
- 高スワップ・低スプレッド!デイトレも長期売買もOK
- 約定力が99.9%なのでデイトレに強い
- 1,000通貨単位対応なので、ドル円なら5千円から取引ができる
特に高スワップなのが有名で、スワップ金利狙いの取引では多くのトレーダーが使っています。
低スプレッドな上に、約定力が99.9%なのでデイトレにも強いのが特徴です。
FX取引高 国内第1位! デイトレに強い「GMOクリック証券」
- 取引高8年連続 国内第1位 (ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2019年12月)
- 全通貨最安水準のスプレッド!デイトレに最適
- 38種類のテクニカル指標があり、分析ツールが充実
取引ツールが使いやすく、分析ツールも充実しているので、プロのトレーダーに人気!
低スプレッド(手数料が安い)・高スワップなので欠点がないFX会社といえます。
いろんなFX会社を使った結果、最後はGMOクリック証券に落ち着くトレーダーが多いのが特徴です。
トルコリラ/円のスプレッド まとめ
上記で紹介した「トルコリラ/円のスプレッドを抑える2つのコツ」を実践すると、今後はトルコリラのスプレッド比較で悩まずにすみ、低コストでトルコリラ投資ができるFX会社を探せるようになります。
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
- 2021年1月時点ではトルコリラ/円のスプレッドの業界最低水準は1.6銭
- スプレッドが低水準かつ原則固定で、約定力が高いFX会社を選ぼう
- 長期のトレードスタイルをとり、日本時間早朝の取引を控えればコストを抑えられる
「スプレッドなんて微々たるものなんじゃないの?」と最初は思うかもしれませんが、塵も積もれば山となります。
1回の取引では100円の違いでも回数を重ねるほど大きな差になるので、トルコリラ投資でもスプレッドを考慮するのは大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
トルコリラ/円のスプレッド Q&A
業界最狭水準のスプレッドで1.6銭です。
トルコリラ/円のスプレッドはFX会社ごとにバラつきがあり、原則固定ではないところもあります。
中には15銭ものスプレッドを徴収するFX会社もあるので注意しましょう。
下記のポイントをおさえてFX会社を選びましょう。
- スプレッドが低い
- 約定力が高い
- スプレッドが原則固定
下記の2つがスプレッドを抑えるコツです。
- 長期トレードスタイルをとる
- 日本時間早朝の取引は控える
長期トレードスタイルは他のスタイルと比べて取引回数が少ないため、スプレッドも抑えられます。
また日本時間の早朝はスプレッドが広がりやすいため、この時間帯の取引を控えることで余計な出費を出さずに済みます。